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信州の旅から1ヶ月以上も経ってしまいました。旅した頃は初秋だったのにもう晩秋近くになり、旅の風景も新鮮みが無くなってしまいましたが、信州の旅にもうしばらくお付き合い下さい。
信州の旅2日目はバラクライングリッシュガーデンから始まります。 バラクラは英国人ガーデナが手入れする広さ約1万ヘーベーの英国式庭園です。 6月ならたくさんのオールドローズが咲いてもっと感動的なのでしょうが、イギリスのウィスリーガーデンやキューガーデンほど広くなく(比べるのが間違い)、ちょっと不満足で足早に次の所へ(と言ってもしっかり写真を撮りましたけど ^^) タイトルのシクラメンの写真を撮っているところをいつのまにか友達に撮られてしまってました。こんな格好で撮っていたなんて・・・恥ずかしい**; 蓼科から松本へ続くワインディングロード、ビーナスラインをひた走ります。この日はお天気が良くまさにドライブ日よりです。こちらでは見ることの出来ない白樺林にとても感動しました。どうして綺麗な白い幹になるのか不思議です。 風光明媚(古い言い回し)なところが多く、展望所があるたびに車を止め富士山や槍ヶ岳を探しますが、遠く山々はかすんではっきりとした風貌を見せてはくれません。でも標高2000mもあると空が近くに感じられますね♪ 松本から、あこがれの地「安曇野」へ、職場の人に是非寄ってくるようにと勧められた「大王わさび農園」に到着です。 一番有名なのは黒沢監督の映画「夢」に登場する古い日本家屋の風景です。澄んだ水の流れと水車小屋、周りの木々がなんとも懐かしい景色を見せています。ここは写真を撮る人や、画を描く人々でごったがえっしていました。画像で見ると静かで時の流れが止まったように見えるでしょ^^ 途中に可愛い道祖神様が鎮座してらっしゃいました。 ここは澄んだ水を利用した山葵の栽培農園で、約15万ヘーベーの山葵田が広がります。 そして、今回の旅で一番の目的地「安曇野ちひろ美術館」へ向かいます。 ここは姪っ子(妹の子供)の名前の由来になった(姪っ子の名前は“ちひろ”)、妹も私も大好きな絵本画家であった、故岩崎ちひろの画を中心に世界の絵本画家の作品を展示してあります。 東京練馬にある「ちひろ美術館」へは20年ほど前に行ったことがあります。あそこは住宅街の中にあり、ちひろの生前の生活や創作活動の様子が忍ばれるのですが、ここは自然の中にあり、安曇野の広い風景の中に違和感なく佇んでいます。 ここの美術館で一番嬉しいことは、高校生以下の子供達の入場料が無料なことと、約3000冊の絵本を自由に読むことが出来る図書室があるところです。 私たちが行ったときも、図書室で小さな子供達が夢中で絵本を読んでいる風景を見ることができました。子供達には良い絵本にたくさんふれて欲しいですね。。 敷地内は安曇野ちひろ公園が整備され、木陰で子供を連れた親子がゆっくりくつろいでいるのを見るのも微笑ましく思いました。 もし私に子供がいたら、是非連れてきて一緒に絵本を読んで上げたいと思いましたし、今回の旅のコースに入れて本当に良かったと思えました。(実はこれでも保育士の資格を持っているのですよ) それから、この日の宿泊所である松本へ戻り、長距離運転の疲れを温泉でゆっくり癒しました。 やはり疲れていたのか、途中の道の駅で買った信州ワインをちょっと飲んだら朝までぐっすりでした。^^ 次の日は早朝に松本市から長野市への高速を使っての移動と、新幹線で東京へ向かい、羽田で飛行機に乗って帰るだけの、ひたすら移動の1日でした。 これで今回の短い信州の旅が終わりです。長々とお待たせした挙げ句にだらだらした文章で申し訳ありません。お付き合いありがとうございました。。 もう、長野は深い秋色に染まっている頃でしょうか・・・またいつか行こうと思います。
by mayberrylife
| 2005-10-25 22:01
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